社内検診で直腸癌を発見、これから始まる直腸がんの検査、告知を体験談として残して起きます。直腸ガンは大腸癌の中でも手術が難しい、直腸以外の大腸がんに比べ直腸がんには頻便、排尿障害等の後遺症があるからだ。

直腸癌の検査方法、告知、手術、後遺症体験談

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直腸癌発見、検査、告知、術後後遺症、体験談

直腸癌の発見から手術、そして後遺症の辛さを体験談をお話することで公共機関、会社、周辺の皆に知ってもらいたい。
 辛そうだねとは言ってくれるものの会社としての扱いは最悪、同僚も口だけと言うのが現実。
 直腸癌の手術をした人にしか判らない辛さを書いてみました。同じ手術後の後遺症で悩んでいる人たちの励みになってくれれば幸いです。
 給料はカット労働保険の傷病手当だけでは生活出来ない現実、もっと公的支援があってもいいと思うんですがどうでしょうか。
 体験談を書いてます。

直腸癌発見
2011年6月の社内健診
毎年の社内健診の便潜血反応で2回の内の1つに陽性+と出てしまった。
当時痔がひどく、痔による出血かなと本人は思っていたのですが
(この段階で痔と思い込み検査をしないで直腸癌の発見が遅れるケースが多いそうです。)
健診後の医師の診察で大腸カメラを進められ、会社の仕事の状況を考え3週間後の予約になりました。
実は過去に大腸カメラで痛くて痛くて途中までしか入らずひどい目あった事があり、不安でいっぱいでした。

大腸癌の検査大腸カメラ
 7月の終わりに予約してあった大腸カメラ検査がやってきました。
病院では苦痛の無い検査を目標にしている事から鎮静剤等の注射を行っていましたので、鎮静剤を注射する事にしました。
 検査着はお尻の方に穴があいている紙で出来た使い捨てのズボンをはきます、順番が来ましたので内視鏡室に入りました、4人位のスタッフと先生がスタンバイしており、検査台の上に横になり、緊張を和らげる鎮静剤を注射、「眠くなりますからね」と云われたのですが、目はパチパチさえて、鎮静剤が全く効きませんでしたが何となく緊張感が和らいだ感じがしました。
 さあ、検査開始です、大腸カメラが肛門から入っていきました、機械が良いのか先生の腕が良いのか全く痛みも入っている感じもせずすんなりと検査が進んで行きます。
大腸癌や直腸癌の発見には大腸カメラが良いですよ。発見が早ければ手術や後遺症に悩まずにすみますからね
大腸の一番奥までたどり着いてから腸の中を洗いながら抜いて行くと、小さなポリープが3つほどありました、テレビ画面で見れるんですね。
 最後の直腸にちらっとポリープとは違ったものが画面に映りました、ここで先生の手が止まり真剣に精査していました、一部始終を見ていた自分もこれは直腸癌だなと思いました、この時点で癌の告知されるのかなと思いつつもショックはありませんでした。
 手術かな、仕事の忙しさで検査をしなかったのが後悔しました、もっと早く検査しておけば良かったなと思いましたね。
 通信販売で「自宅で簡単ガン検査」が出来るセットがある事は知っていたのに、活用しなかったのが残念です、皆さんは直腸癌にならないように活用してね、後遺症は半端じゃないですから。
検査キットを活用して年2・3回は検査した方が良いようです
 もう現物(直腸癌)を見てしまったので告知なんて云うものは通り越しています、内視鏡室では癌の宣告はされませんでしたが、先生からこれは放っておけないな、手術で取った方がいいかもと云われてしまいました。
 大腸検査はこれで無事終了となり、消化器科の先生の診察を待つだけです。



診察の結果、直腸癌の告知
 待つ事数十分、診察室から呼ばれ、医師の問診、診察開始てす。
 担当の医師(内視鏡の先生とは違う先生です)から内視鏡で撮影された写真(直腸癌)を見ながら、初期の直腸癌ですね、と癌であることの告知をされました、入院して精密検査の上、治療方針を決めましょうね、(この時点で手術する事がほぼ決まったようなものです)入院は早いほうがいいのでと、直腸癌は早ければ早いほど治癒率が高いそうです、術後の後遺症も少なくすむかもしれないしね。
 有無を云わせず入院日を一週間後に決められてしまいました。
進行癌だと大変一日でも早いほうがいいからと自分なりに思い、もう会社の仕事のことなんか忘れていましたね。
 すぐ会社に電話して直腸癌である旨と、入院して精査する事に、後日詳しく話しますと連絡しました。
 実際、仕事は片付けてあり引継も数日で出来るし、問題なしと開き直っていましたね。
 家内には「検査の結果、直腸癌だってと軽く言いました一週間後に入院だから」と一事言っただけです。
 後で家内から言われたのですがあまりにも冷静に言っていたので直腸癌の告知なんて全く信じていなかったようです、普通家族と一緒に癌の告知をすると思ったのですがね(テレビドラマの見過ぎです)。
 手術になるとも思っていなかったようですね。
この後に待ちかまえる後遺症なんて・・・
 まだ、本人(自分の事)は直腸癌の告知をされたと言う実感とショックは不思議と出てこなかったし、手術になっても直腸癌の部分をチョンチョンと切ってつなぐ程度にしか思ってなかったんですよ。ホント!
 ましてや直腸癌の手術後の後遺症なんて考えてもいなかったですね。
これから入院生活が始まります、色々な検査が待っていました。
 手術前の検査入院が始まります。



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