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バルーン拡張術が成功して、取りあえず直腸がんの一連の治療は終わりました。
終わったわけでは無いのですが、一つの区切りとしての話です、今後も5年間はこまめに病院へ通院しなければなりません。
この3ヶ月間で自分なりに色々試して見たことを纏めて見たいと思います。
これは自分の経験であり間違った部分も含んでいると思いますので、参考にもなりませんし、如何なる責任も持ちません。 |
直腸がん発見前
直腸がんに限らず癌に関しては早期発見早期治療が望ましいことはご承知の事と思います。
毎年の社内健診では便鮮血反応による2日間の便を採集して大腸を調べますが、このときに便鮮血反応が陽性+で出た時にはかなり癌が進んでいる事が多い様に感じます。と云うのは当社内及び知り合いの会社の健診で便鮮血反応陽性+になった方達は殆どが開腹手術、抗ガン剤治療等まで行っている方が多かったからです。
それに2日間の便採集では出血のしていない初期癌など、たまたま2日間とも便鮮血反応が出なかった場合、安心してしまい1年後の社内健診まで検査を受けないと云うことも考えられます。この1年が早期発見を遅らせる事もあるのではないでしょうか?
では、どうすれば良いのでしょうか
それは定期的な大腸カメラによる検査を受ける事だと思います。自分も1年早ければ内視鏡で切除できたかも知れないし、ポリープの段階で簡単に切除てきたかも知れないと思うと大腸カメラの検査をやっておけばよかったなと今、悔やんでます。
自分はそろそろ大腸カメラやらなくてはと1年以上前に思っていたのですが、仕事がもの凄く忙しく検査のための有給も取れず今回のように遅れてしまいました。
会社側に云わせれば毎年社内健診を受けているので後は自己管理に任せるしかないでしょと云うわけですが、せめて病院に行ける位の余裕は欲しかったですね。
病院に行けなくても今では通信販売で「自宅で簡単ガン検査
」 等の検査キットが販売されていますので自宅にいながら検査出来たのにとも後悔しています。
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直腸がん発見後手術まで
直腸がん発見はかなりの精神的ショックが大きいと思います。開腹手術か内視鏡手切除出来るか、転移していないか不安でいっぱいになると思います。
一つの病院で納得のいかない場合はセカンドオピニオンを考えましょう。自分は内視鏡検査で癌の現物を見ていたしこれは開腹手術は免れないなと腹くくってましたので手術事態は気にもしませんでした、ただ転移していないかだけは気にしてましたがね。
手術後痛み止めを使用した時心拍が異常に高かったり、血圧が不安定な時は医師に報告しましょう痛み止めが体に合わないのかも知れません。
希だと思うんですが腹筋等が発作的に収縮する変な状態が出たら、自分は発作が出そうな時に息を吸う時お腹を膨らませる事によって回避出来ましたので報告します。
熱はお腹等に管が入っているうちは出るそうですが看護師さん等に云って適切に処置してもらいましょう。
自分は少し混乱状態になった見たいですが、落ち着いてください。
何でも気になったら医師や看護師に話しましょう。我慢する事はないと思います。
食事が食べれるようになって便が出るようになったら便を観察しましょう、やたら細い便が続く時は要注意です腸の狭窄があるかも知れません。医師に相談しましょう。
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退院後
頻便がひどく、便が少量づつ細かった、まだ術後間もないのでだんだん良くなるだろうと思っていましたが、1ヶ月半経っても変わらないので外科受診、縫合したところの狭窄が原因でした。もっと、早く病院へ行っていれば良かった。
退院後、何でも食べれると思い唐揚げ等の油ものや生野菜をバリバリ食べていたのは間違いだった、初めは繊維質の物はさけ、刺激物もさけ、消化の良い物を食べ、徐々に普通食にしていくべきでした。
頻便はバルーン拡張術が成功し回数が減りました。お腹の痛みもさほどなくなり、早期社会復帰も近いと確信しました。
排尿困難については右下腹の膀胱付近を押したりして刺激を与えると意外と出やすくなるのに気が付きました。良い方法なのかどうなのかは分かりませんが、またバルーン拡張術後、わりと出やすくなった気がします。1時間もかけてやっと排尿していたのが、今は30分までかからなくなっています、調子のいい時は普通に排尿出来る時も出てきました。
低残渣食を心がけ今のところ全粥と豆腐やお浸し等消化の良い物を食べています、先生に相談すると体調を見ながら徐々に普通食にしてくださいとの事でしたのでね。
気が付いた事をピックアップしてみました。
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