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直腸癌の手術入院から退院までの予定表、スケジュールと言うのでしょうか、クリティカルパスというものを渡されました。
このクリティカルパスには標準的な手術前日から退院までの予定の様なものが書かれていています。
直腸癌の手術入院から退院までは10日で予定表が立てられており、手術後からでは順調に快復すれば1週間程度で退院出来るようです。
私の場合、16日間かかりました。
予定通りには行かないものですね。 |
直腸癌の手術後の予定
手術入院は手術の2日前で手術前日までは前ページの通りですので割愛します。
手術前にいただいたクリティカルパスには次のような事が書かれています。
経過:手術前日から手術後○日目と言うような予定
日時:手術入院からの日付が書かれています
達成目標:毎日の自分の目標が書かれていて、目標達成に努力します
検査:検査があるときはその内容と検査予定日が書かれています
処理:細かい毎日の患者への処置が書かれています
薬の内容:浣腸や下剤等の使用する薬について書かれています
安静度:制限事項やリハビリの目標等が書かれています
清潔:入浴や看護師に顔や体を拭いてもらったりする手順かな
食事:食事制限、大腸や直腸癌は制限が多いです
排泄:道尿管やトイレの事です
患者・家族への説明:当然ですがその日の出来事を家族に連絡したり、今後の直腸癌の治療について事を説明してくれます
クリティカルパスの項目は多少の違いは有ると思いますが、内容はほぼ同じものが何処の病院でも渡されますので、このスケジュールに沿って退院まで頑張っていきます。
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直腸癌手術から退院までのスケジュールと実際
直腸癌の手術入院から手術(直腸低位前方切除術)が終わり、クリティカルパスの通りに事が進むかと思いましたが、実際はかなり退院が遅れてしまいました。
クリティカルパスというのは入院治療計画表といった方が解りやすいですね、元々は医療用語ではなく製造業などに使用されていた言葉のようです、作業工程表とにているので、医療でも使用されてきた言葉ですね。
治療計画スケジュールと言った方がもっと解りやすいですね。
手術は無事成功だった、人工肛門にもならずホッとしたのですが、スケジュール通りには行かない、術後の鎮痛剤との副作用、お腹の痙攣、高熱等でリハビリの目標が2日遅れた他、幻覚、幻聴等のため様子見で結局大幅に退院が遅れてしまいました。
空手で鍛えた体と精神力で早く退院するつもりでいたのでしたが、そんな体力や精神力はもろくも崩れました。
いろいろな出来事で一日ずつ退院が遅れていった状況を、スケジュールと見合わせながら、次回退院までの日々を書きつづりたいと思います。
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