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直腸がん手術後4日目以降から退院までの出来事です。
このころになると歩けるようになり行動範囲も少し広がります、また手術による体への変化も徐々に表れてきます。
手術後後遺症と云うものです。ここまで後遺症が辛くひどいものとは思いませんでした。
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6日から7日で普通食になりやっとまともな食事が出来たのが嬉しいです。点滴も取れ体に付いていた物は抜糸を抜かしてほぼ取れ自由度がますますましました。リハビリも階段の登り降りなど結構きついメニューとなっていき。体力の回復が少しずつ目に見えてきました。
何と云っても食事の他はシャワーを浴びる事が出来たのがスッキリして嬉しかったですね。
個室にして正解でした、頻便で便の回数が1日に30回以上数えるのもいやになる位でしたので、便にはまだ血が混じっていましたがそれ以外に少量ずつ細かったのが気になりましたが直腸がんの手術後は頻便がひどいと聞いたので気にもしてませんでした。(それが退院後大変な事になるとは思っていなかった)
また、ガスが出て出てそれと一緒に中身も、何回失敗した事か分かりません。
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やっと抜糸の日が来た
直腸がん手術後8日目に抜糸となりました。
抜糸と云えば糸をチョキン、チョキンと切ってピンセットで一本づつ抜いていくのかなと思ったら今は違うんですね、ホッチキスの芯見たいなものをピンセットで次々抜いていくだけでした。
色々なところで医療は進化しているんだなと変に関心してしまいました。
抜糸当日はシャワーも浴びる事ができませんので諦めました、リハビリは階段の他、両手に重しを持って歩いたりときつくなって来ましたが難なくこなせるようになってきたので筋力、持久力等付いてきているんだなと感じました。
トイレの回数は以上に多いです、夜も熟睡する事が出来ないぐらい、チョビチョビ出てきます、排尿にも時間がかかっていらだちますね。
時間とともに治って行くのかなと不安にもなります。
抜糸の次の日はシャワーを浴びました、傷口は恐る恐る洗いますが、やっぱり気持ちがいいですね。
もう少しで退院です、まだお腹も痛いし生活していけるのか自信がありません、でも病院の固いベットも腰が痛くていやだし、自宅のベットで思いっきり寝たいなとも思っています。
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退院する
術後13日目に退院となりました。
長かったような短かったような、色々な経験をしましたね、痛み止めの副作用、腹筋の発作的な収縮、幻聴・幻覚等ずいぶん前の事だった様に思います。
仲良くなった看護師、先生他、沢山の方にお世話になりました。個室も快適だったし、病院にかんしては良かったと思います。
午後からの退院です、迎えに来るのを待って、そして無事退院いたしました。
やっぱり、自宅はいいな・・・
しかし、頻便、排尿困難、おまけに性機能障害と3拍子揃った後遺症が残りました。今後この後遺症と付き合いながら生活していくのかな、だんだん良くなっていくのかな等不安要素はいっぱいあります。
先ずはネットで調べて見ました、直腸がんの後遺症では皆さんが同じ後遺症で悩んでいるようです。少し安心はしましたがこれからが大変な事には変わりはありませんね。
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