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直腸癌の精密検査が終わり消化器内科で告知され手術のため外科へ変わります、まず外科受診をして担当の医師から手術方法、手術後の後遺症、入院日数など詳しく説明されます。
入院から、手術、退院までおよそ1週間から10日間位だそうです。
入院まで時間が有ったのでネットで色々調べても同じ様な事ばかり書かれています。
殆どが病院のHPで占めてますからね、体験談が少ない事から、自分の体験談を細かく、どんな手術方法で、どのような事が辛かったのか実際に体験した事を書きたいと思います。
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8月の中旬に外科受診、手術方法
消化器内科での精密検査による直腸癌の状態を基に直腸癌の告知がされ、大腸癌での抗ガン剤や放射線での治療方法は補助的なもので、外科手術によるものが殆どであるとのことです。
前にも書きましたが検査入院の時ががん保険の起算日でない事もあります、告知された日が起算日となることが多いようです。
外科受診までの数日間は自宅にいましたので、一日中ネットで手術方法の事や進行肛門の事など調べていました。
外科受診当日消化器内科の精密検査の結果を詳細に検討し沢山の医師とカンファレンスした結果、内視鏡による手術はやや大きい事と初期直腸癌であり、治癒率100パーセントを考えると開腹手術が最善の方法であるとの事、再発、治癒率も100%に限りなく近いと消化器科の先生からも聞いていたとおり同意見でした。
しかし、実際に手術して直腸癌の病巣を見ないと何とも言えないのも事実であるとの事です。
手術方法は人工肛門にせず肛門を温存する事を前提に腸をつなぐ手術方法で直腸低位前方切除術と言う手術方法で手術するとの事、最近自動膀吻合器(じどうふんごうき)の開発により、初期の直腸癌の手術法方で多く行われてきている手術方法だそうです。
ただし、切って癌を診てみないと、直腸癌の位置や直腸の残る長さによっては人工肛門(ストーマ)になる可能性も有ることを認識してくださいとも言われました。
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直腸癌の手術後の後遺症
直腸癌の手術による後遺症について、希(まれ)に縫合部分が過敏に反応して盛り上がり腸閉塞や狭窄が起こることが有ると聞きました、手などけがしたときに怪我の部分が盛り上がるのと同じ事と思ってくださいとのことです。
また、直腸の周辺にはいろいろな神経が通っており神経に傷が付いたりしていろいろな後遺症が出ること、直腸が温存できても便を溜めるところが無くなることから頻便となること等々聞かされました。
医師からそれにしても早く見つかって良かった、と言われました。
検査の先生や消化器の先生、外科の先生等に同じ事を言われました。
ここまで言われるとラッキーなのかなとも思ったりして。
手術方法も吻合器などの器械行うし、技術的には心配することは無いと思いましたが、もしや人工肛門になるかもと少しだけ心配事がありました。
直腸癌の手術は1週間後、8月の中旬です、入院は手術の2日前と淡々と決まっていきましたが、この時点でもまだ手術方法に対する恐怖心や不安感は殆どありませんでした。
これは手術しなければ確実に直腸癌が転移し大変なことになる、切ってつなぐだけの話とか早期発見でラッキーかなとも思い変に気持ちが大きくなっていたのかなと思います。
直腸癌の手術の2日前に外科に入院(2人部屋だけど私しかいない個室のようです)し、手術への準備が始まりましたが、特に検査も終わっているので大変な事はなく、お腹の毛をバリカンで切っただけです。最近は剃毛はあまりしないそうです、剃った所からバイ菌などが入ったりしないためとの事ですが実際の所は詳しくは解りません。臍のゴマの掃除もしますよ〜くすぐったいですが・・・
これが手術の前の日に行った事ぐらいですね。
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