|
直腸癌の手術が終わった日、手術後は割と痛みもなく順調にも見えたのですが、夕方から高熱と鎮痛剤の副作用による心拍数の増加、血圧の不安定で医師や看護師が病室に飛んで来ます。
手術後に体に付けられた各種センサーがナースステーションで鳴っている様で解るようになってるんですね。
何でも3日間が勝負どころとよく云うけど、直腸癌の手術も本当にそうなんだなと思い知らされましたよ。
直腸癌の手術後当日の夜がもの凄く長く感じました、そのドタバタとした手術後の出来事です。
|
手術後のクリティカルパスの目標
直腸癌の手術、当日の達成目標は「痛みがあれば伝えることが出来る」です、さすがにこれは出来ますよね。
麻酔が覚めてくると、痛みが少しずつ増してきます、さすがに我慢できる痛みじゃないので、看護師に痛いんですけどと伝えますよね。
手術後は、夕方からはかなり痛みが出てきましたね、背中に入ってる痛み止めをどのくらいの間隔で何回ぐらいまで入れて良いものやら解らず、我慢していて、医師が様子を見に来たときに話すと3プッシュするとかなり痛みが止まると、3プッシュして行きました、凄い全く痛みが無くなり、随分楽になったと思っていたのですがね。
今度は高熱38度越えが出るし、心拍が異常に高くなったり低くなったり、血圧の不安定がひどく気分は優れず、何もしたくない返事もしたくない、早く何とかしてと云うような気分です。
手術したばかりと言うことも有って、医師や看護師が少しでも異常が有ると飛んできて処置していきます。
ほんと頼りになりますね。
直腸癌の手術後に人工肛門になった人ですが一番早く、ベットの上で起きあがれた人は過去に、手術当日に起きあがった人がいたそうです凄いですね、手術当日だよ、私は無理でした。
その話を手術前に聞いていたので本当は手術後に起きてやろとは思っていたのですがね。
自分は横に向く事も出来ないので改めて感心します。
検査は血液検査程度ですね、炎症反応や低血糖などを診るのでしょうか。
処置は手術後ですので、術後処置のみです、薬剤は痛み止めと栄養剤、水分のための点滴です。
安静はベットでゆっくり休むこと、出来れば横に向くことが出来れば最高です。
リハビリは1日目から行うとリハビリの技師の方が挨拶に来ました、手術当日にリハビリはないですよね。
食事はもちろん無いです。排泄は出る物が無いです。
家族や本人のへの説明は初期の直腸癌で本当に良かったとの事です、綺麗に癌は取りきってますので、抗ガン剤の治療はしなくてもよいとの事でした。
|
直腸癌の手術後当日はこんな感じでしょうか
私と同じ日に大腸癌と直腸癌の手術した方が私を含めて3人いたそうです、後の方は人工肛門(ストーマ)になったそうです。
アッと私の場合、医師の説明では人工肛門になるか肛門を温存できるかは、実際にお腹を開けて診てみないと解らないと言われました。
人工肛門は直腸癌の手術では直腸癌の出来た位置により肛門に近く、進行癌の場合には多いそうです、結果は直腸は7センチほど残して温存できたそうです、良かったとホッとしましたね、この後の後遺症なんてまだまだ解らない時ですからね。
直腸癌の手術当日はこんな感じでしょうか、熱は必ず出るそうです、体に入っているいろいろな管が抜けない限りは高熱から微熱まででるらしいです。
就寝時間が来ても動けないというのは結構辛く、腰が痛かったりベットの堅さなど気になって寝れませんでした。
何度となく医師や看護師が様子を見に来てくれて安心はできますね、ただ、心拍が早く動悸がひどかったので気分は最低でした。
直腸癌の手術でお腹をガバッと切り開いているのでパカッと開いたらどうしようかなとか、くしゃみがでたら痛いだろうなとか変なことばかり考えていたりしてましたよ。
そうそうこの時点では背中に入れている一番痛みに効く薬の副作用で動悸がおきているとは解りませんでしたが次の日に副作用と解り、当日の痛みよりひどい痛みに悩まされるのでした。
では次ページへつづく
|
|
|
|