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早いもので直腸がん手術後狭窄による拡張術から3ヶ月程経ちました。
拡張術前の様に頻便の回数が減った事から大成功だと感じていましたが3ヶ月経過後の検査で拡張したところがどうなっているか不安で一杯でした、結果は・・・ |
直腸がん術後狭窄によるバルーン拡張術後の3ヶ月間
直腸がん術後狭窄について内視鏡的拡張術(バルーン拡張術)を行ってから3ヶ月間は排便の度に便を観察してました。
3ヶ月間はアッと云う感じで経過してしまいました、排便は毎日はでず1日置きぐらいにでます。
頻便は少なくなったものの排便が始まると半日位トイレに通い15回以上は半日でトイレに行ってましたね。
特に下痢をすると回数と直腸痛というのか肛門痛がひどく、半日は横になっていなければなりません。
何時排便が始まるのか判らず寝静まった頃に排便がくることもあって一晩中トイレ通いと直腸痛で一睡もできない日もありました。
もちろんこんな状態で会社に復帰はできません。少しばかりの傷病手当金で生活しています。傷病手当金のみでは生活費がグーンと下がったのに社会保険料等は普通に取られますので、今までの手取りの半分程で生活しなければならないため生活苦になります。
もっと、保障があってもいいのではないでしょうか、また社会保険料等の控除についても考慮して減額されてもいいと思いますがどうでしょうか?
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拡張術後の3ヶ月間に行ったこと
話はそれましたが、この狭窄部分の拡張術を行ってから3ヶ月間に気をつけてきたことは、まず手帳に朝昼晩の食事の内容を書き留めておきました。これによって排便の時の変化が何を食べたときに起きたのかが判り、食べてはいけないものや特に問題のないものがわかってきます。
1ヶ月もすると低残渣食ではなく普通食になっていましたので特にこの食べたものを書いておく事には意味があります。
次に排便の時間、便の状態を記録しておきます、排便の時間や回数もグラフなどで集計すると、回数がじり貧ですが少なくなってきていることや、排便の時間の一番多い時間帯などが判ります。
これで生活のリズムが予想できますので大いに参考になると思います。
便の状態ですが、やはり拡張したものの時には鉛筆程度の太さだったり、普通の太さだったりと色々です。これは現在も同じです、拡張したからといっても細い便は出ますね。
便の状態ですが、細い便が沢山集まって一つの太い便になっていることが判りました。ようするに残った直腸に便が溜まって来たことを意味すると思います。
今まで素通りだった直腸も便を少しですが溜める事ができるようになってきたと云うことだと思います。
少しずつですが快復に向かっていると思われ社会復帰も近いのではと期待してます。
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大腸内視鏡検査の結果
前置きが長くなりましたが、いよいよ大腸内視鏡検査の結果です。
何回やっても大腸カメラは慣れませんね、それに検査の結果が不安でドキドキします。
細い便も出ていたので元に戻り狭窄しているのではないかとか、そうするとまた入院して拡張術しなければならないのか、下手すれば再手術にとか色々考えてしまいます。
検査の時間が迫りついに呼ばれました。検査台に乗り後はなるようになると開き直りました。
大腸カメラが肛門から入っていきます、拡張した狭窄部分は・・・・
広がってましたホッとしましたね、大腸カメラもすんなり奥に通れる事から結果としては、再入院はありませんでした。
この状態なら今のところは問題ないそうです。後は定期的に検査をすることと、食事には気をつけましょうと云うことで良かったと一安心です。
ただ、排便の事や直腸痛、肛門痛については、時間が解決してくれるのか、慣れるしかないようですね。
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