直腸癌の手術の日がとうとうやってきました、手術前処理と今回行う肛門温存のための直腸低位前方切除術について使用する自動吻合器について少し調べてみました。

直腸癌の手術前処理と直腸低位前方切除術

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直腸癌の手術前処理と直腸低位前方切除術

 直腸癌の手術がついに来てしまいました、手術の2日前に入院ですから余裕はないですね、手術前処理と言ってもたいしたことはしません。
 手術の1日前からの予定表をもらいました、この通り進めば7日で退院となるようですが、そうは上手く行かないでしょ。
 ネットで調べた事を考えながら前日はのんびりしたもんですよ、自動吻合器には思わぬ後遺症が有ると、かかれていたHPがありました。
 そこが気になったのと、アレルギー体質なのでどう影響がでるか心配なところがありました。
 直腸癌で検索しても大腸癌で検索結果がでますね、大腸の一部分ですからね、直腸癌が難しい手術であることにはどのHPにも書かれていました、手術前処理はお腹の毛刈りと臍のごまを綺麗にすることと、大腸の中を綺麗にするための下剤ぐらいでしょうか、当日に浣腸もされました。
 もっと何かすのかなと思ってましたが、胸部のレントゲンと血液検査は入院の時から毎日されていましたが、どこかに炎症や肺炎の兆候がないか、万全をきすためでしょうね。 
 直腸癌の場合、手術後の後遺症の方が大変なんですよ。その前に手術が終わってから3日ぐらいは一番辛いかもしれませんね。

直腸癌の手術の前処理
直腸癌の手術前処理
 ついに直腸癌の手術の日がやって来ました。
 手術前処理は完璧、前日にお風呂に入ったし出るものも出ないし、寝ている内に終わるから本人は解らないはずだよね。
 朝9時半からの手術(直腸前方低位前方切除術)です、ストレッチャーに乗せられて手術室に行くのかなーと思っていたら、点滴棒を持って徒歩で手術室まで行って、自分で手術台に乗っかりました。
 これは意外だった・・・
 テレビではストレッチャーに乗って手術室に運ばれるのに、医療ドラマの見過ぎかな?
 直腸癌の手術前には医師と患者と看護師や麻酔の先生を交えて直腸前方切除術の手術の流れと手術前処理や手術後の状態や、気管に管を入れる事になるので練習のため、研修生にやられてもらえないかとかいろいろ打ち合わせします。
 手術前処理は手術台に乗った時にも行われます。
 手術室には麻酔科の先生、主治医等4人位おり、手術前処理として手術着に着替えたり点滴及び背中に常時痛み止めの薬剤を流すための注射の長い針が入れられ手術前処理がテキパキと行われました。
 ものの数分程度の手術前処理です、「後は麻酔かけるだけだからね」と言われ「はい」と返事をした後はもう記憶にありません、いつ麻酔の注射されたのか全く分かりませんでした。
 麻酔とは凄いですね、そして直腸低位前方切除術が始まったのでしょう。
 手術前の心境はと言うと「ついにこの日が来たんだな成功しますように」と思った程度です。
 あまりにも時間的余裕がなかったのと、どんどん手術前処理が進められていったので、何故かドキドキも不安感もおきる暇さえありませんでした。
 たぶん今、直腸癌を手術で綺麗に取らないと後で死に直結するからと、生きるための本能が働いたのではないかなと思います。
 9時半に手術室(8部屋ぐらいの手術室があった)に入って手術前処理に30分、手術時間3時間、手術後処理30分で全4時間の手術となりました。
 こうして肛門温存のための直腸低位前方切除術は終わったのでした。 




直腸癌の肛門温存直腸低位前方切除術終了
 手術(直腸低位前方切除術)が終わったのが午後1時半、手術が終わってから病室に戻るまでの事は自分は全く分かりませんので家族に聞いた話から抜粋して書きます。
 直腸癌の手術(直腸低位前方切除術)が終わった頃、病室からベットを手術室まで運んでベットに移され病室に戻ってきたそうです。
 手術前処理の時に聞いたのですが手術(直腸低位前方切除術)が終わって病室に戻ってくるときに靴下を履いてますからね、エコノミー症候群にならないためだそうです。
 そして看護師の方が手術後処理で色々な機械をテキパキと接続したそうです。
 直腸癌の現物を写真に撮っておいてと親類に言っておいたのですが、医師がすぐ直腸癌の検査に持って行ってしまい写真には撮れなかったそうです。
 写真撮れていたらお見せしたのにな、見たくないですね。
 戻ってきた時、名前を呼ばれ意識朦朧としながら返事をするのが普通なのですが、呼ばれた時には麻酔から覚めてしまいました。
 意識もハッキリし、無事直腸癌の肛門温存のための直腸低位前方切除術が終わったんだなと安心しました。
 それにしてもガタガタ震えるぐらい寒かったです、3時間以上も腹の中いじられ、体が冷えていたからか、熱が有ったからかどちらかですね。
 手術に立ち会った先生方が来て肩から背中に刺さっている針から常時少しずつ出ている痛み止めの使い方を医師から教えてもらいスイッチを押すと自動的に背中に痛み止めが流れるようになっているそうです。
 スイッチ押すと痛み止めが背中に流れるのが解りました。
 直腸癌の手術は手術前処理から始まり肛門温存のための直腸低位前方切除術の名の通り肛門は温存され、無事終わったものの手術後からが大変でした。
 ここで自動吻合器について手術時間の短縮と神経へのダメージ、縫合不全等のミスは激減できたものの、自動縫合器を使用すると希につないだ部分が狭窄する事が有るそうです。
 ある種のアレルギーや体が敏感な人に多くこの後遺症がでて、腸閉塞になるともう一度緊急手術となる場合が有るそうです。
 この希に起こる後遺症がまさか自分に降りかかるとは思いませんでしたね。


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